2024年7月9日
「なにわクレーン塾」実機訓練を開催しました

最高気温34℃の炎天下のなか、訓練はエンジンの冷却水とオイルの目視確認からはじまりました。

クレーンは機械物であり、”油”とは縁を切っても切れない関係にあります。

したがってクレーンの場合はオイル漏れがないかなど、車体の下回りにも注意を払って目視確認する必要があります。

エンジン廻りの説明を終えると、運転室内の各種操作スイッチ類、無線機の使用方法についての説明に移るのですが、既にこの時点で訓練生の皆さんは見たことも触れたこともない機械相手に戸惑いを隠せずにおられました。

続いてパーキングブレーキ、スプリングロックの説明に入るのですが、この『パーキングブレーキ』は非常に重要な役割を担っています。

普通車のそれとは異なり、クレーンのシフトレバーには俗に言う『P』は存在せず、『N』にシフトしてから別途『パーキングブレーキ』のスイッチを入れる必要があります。

またエンジン始動中にしか作用はしませんが、坂道においては『AUX』というより強力な制止力を備えたブレーキを作動させる必要があります。

実際にこの『AUX』を使用せず、坂道において車両が逸走するという事故が後を絶ちません。

クレーンの操作訓練に入るまでにも、大切なポイントが実にたくさんあるものです。

~なにわクレーン塾とは~

移動式クレーンの職業訓練を受けることによって無料で資格が取得できる制度であり、厚生労働省による建設労働者育成支援事業の一環です。

詳細については特設ページをご覧ください。
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