品質
営業線近接作業で培われた安全品質
社会の重要なライフラインの1つである鉄道に関わる工事には様々な制約があることをご存じでしょうか。
鉄道工事とりわけ営業線近接作業(線路近接工事)においては、ほんの少しのミスで建設機械が列車に接触したり線路上空の高圧電線に接触するなど、人命にかかわる重大な事故が起こる危険性があります。
また、列車に接触するに至らずとも線路の設備を故障させることにより、長時間に亘って列車を止め、ライフラインをストップさせてしまう可能性を孕んでおります。これらの事故を防止するために、原則として工事には列車見張員を配置する必要があるなど、工事に携わるには各職様々な資格の保有が求められており、弊社においては営業線近接作業を行うための「工事等従事者資格認定証(重機運転者資格)」がそれに該当し、長年の実績の中で現在では100名を超える資格保有者が在籍しております。
尚且つ、その資格を保有し続けるためには「工事等従事者資格認定証(重機運転者資格)」を3年毎に更新、「運転保安講習」は毎年受講することが義務付けられており、営業線近接作業が如何に特別な制約のかかる工事であるかを示しております。
弊社のオペレーターには「決して列車を止めることはならない」という作業環境の中で培われた安全に対する強い意識が刻まれており、それに基づいた安全技術が、営業線近接作業のみならず一般の作業環境においても生かされております。
社会の重要なライフラインの1つである鉄道に関わる工事には様々な制約があることをご存じでしょうか。
鉄道工事とりわけ営業線近接作業(線路近接工事)においては、ほんの少しのミスで建設機械が列車に接触したり線路上空の高圧電線に接触するなど、人命にかかわる重大な事故が起こる危険性があります。
また、列車に接触するに至らずとも線路の設備を故障させることにより、長時間に亘って列車を止め、ライフラインをストップさせてしまう可能性を孕んでおります。
これらの事故を防止するために、原則として工事には列車見張員を配置する必要があるなど、工事に携わるには各職様々な資格の保有が求められており、弊社においては営業線近接作業を行うための「工事等従事者資格認定証(重機運転者資格)」がそれに該当し、長年の実績の中で現在では100名を超える資格保有者が在籍しております。
尚且つ、その資格を保有し続けるためには「工事等従事者資格認定証(重機運転者資格)」を3年毎に更新、「運転保安講習」は毎年受講することが義務付けられており、営業線近接作業が如何に特別な制約のかかる工事であるかを示しております。
弊社のオペレーターには「決して列車を止めることはならない」という作業環境の中で培われた安全に対する強い意識が刻まれており、それに基づいた安全技術が、営業線近接作業のみならず一般の作業環境においても生かされております。
業界最高水準の安全体制構築とサービス品質の向上
「業界最高水準の安全体制構築とサービス品質の向上」を至上命題とし、その実現に向けて常に安全教育・人材教育に取り組んでおります。
月に一度開催される安全大会は全従業員参加型とし、災害事例を基に原因と対策を周知、類似災害の防止と共に安全意識の醸成を試み、また客先及びメーカー並びに行政機関から外部講師を招くことにより、自社のみならず他社の安全知識もプラスαとして取り込み、より確かな安全作業に繋げております。
一方で、班毎に少人数参加型での班別会議も月に一度実施し、会社から従業員に対する周知を主体とした安全大会とは異なり、従業員からの様々な意見を吸い上げることに主眼を置くことよって密なコミュニケーションを図り、よりよい企業運営に結び付け、全従業員一丸となったサービス品質の向上に努めております。
「業界最高水準の安全体制構築とサービス品質の向上」を至上命題とし、その実現に向けて常に安全教育・人材教育に取り組んでおります。
月に一度開催される安全大会は全従業員参加型とし、災害事例を基に原因と対策を周知、類似災害の防止と共に安全意識の醸成を試み、また客先及びメーカー並びに行政機関から外部講師を招くことにより、自社のみならず他社の安全知識もプラスαとして取り込み、より確かな安全作業に繋げております。
一方で、班毎に少人数参加型での班別会議も月に一度実施し、会社から従業員に対する周知を主体とした安全大会とは異なり、従業員からの様々な意見を吸い上げることに主眼を置くことよって密なコミュニケーションを図り、よりよい企業運営に結び付け、全従業員一丸となったサービス品質の向上に努めております。
O J T
「 OJT (On the Job Training) 」とは、主に新入社員育成のための教育訓練のことをいいます。
弊社では個々のオペレーション経験値に関わらず、入社2年未満のオペレーターを対象にこの教育制度を設けております。
これについては「オペレーターはその経験年数よりも、如何に弊社独自の安全品質を理解し具現化できるかが最も重要である」との考え方からであり、訓練については弊社独自の「作業手順書」「事故事例集」を用い、安全品質についての理解をより一層深める機会として実施しております。また安全品質についてのみならず、弊社従業員としての立ち居振る舞い、マナー教育を行う機会としても活用し、接客面においてもサービス品質の向上に取り組んでおります。
「 OJT (On the Job Training) 」とは、主に新入社員育成のための教育訓練のことをいいます。
弊社では個々のオペレーション経験値に関わらず、入社2年未満のオペレーターを対象にこの教育制度を設けております。
これについては「オペレーターはその経験年数よりも、如何に弊社独自の安全品質を理解し具現化できるかが最も重要である」との考え方からであり、訓練については弊社独自の「作業手順書」「事故事例集」を用い、安全品質についての理解をより一層深める機会として実施しております。
また安全品質についてのみならず、弊社従業員としての立ち居振る舞い、マナー教育を行う機会としても活用し、接客面においてもサービス品質の向上に取り組んでおります。
素人から玄人へ
弊社では経験者採用は勿論のことですが、未経験者採用をより積極的に推進しております。
未経験者は研修生として入社すると同時に、機材ヤードで最小機種のクレーンを用いて専任の指導員からオペレーション技術のいろはを学んでいきます。
およそ1ヶ月の研修期間を経て、まずは指導員付き添いのもと現場経験を積み、暫くすれば一人前のオペレーターとして独り立ちします。
独り立ちするまでには個人差により費やす時間の前後はありますが、晴れて一人前となって現場デビューし、また経験値を積んでいく中で客先からリピートの声を戴けるようになったその姿には、何にも代え難い喜びを覚えるものです。
実際そのように素人時代から弊社で経験を積み、やがてプロフェッショナルに育ったオペレーターが、大型機種並びに超大型機種に乗務し、建設業界のビッグプロジェクトに携わっております。
近年では厚生労働省からの委託を受けた建設業振興基金が主催する「なにわクレーン塾」の実機訓練場所として弊社の機材ヤードを提供させて頂いており、またそれを通して研修生として入社される方も増え、より一層の努力をもって、建設業界に必要不可欠な人材の育成に取り組まねばならないという使命感を抱いております。
機械品質
クレーンは重力に逆らい重量物を吊り上げる建設機械であるがゆえに、そもそも機械の自重が非常に重たく、常に機械自身に負荷がかかった状態で回送および揚重作業を行っております。
そのため一つの整備不良がより大きな交通事故、より大きな災害へと繋がる危険要因と成り得、それを未然に防ぐためにも、日常における機械メンテナンスが非常に重要な役割を担うこととなります。
その点について弊社では自社整備認証工場を備えており、日常点検から修理・車検に至るまでは勿論のこと、万一の急な機械の故障やトラブルにも迅速に現地へと駆けつけて対応に当たることが出来る万全のサポート体制を整えております。
また日常の機械メンテナンスを実施するオペレーターには、重大な故障に繋がるポイントや点検のノウハウ、機械構造や部品の役割などを指導し、万一の場合にはオペレーター自身も的確迅速な対応ができるように機械知識を高める講習会も定期的に実施しております。
クレーンは重力に逆らい重量物を吊り上げる建設機械であるがゆえに、そもそも機械の自重が非常に重たく、常に機械自身に負荷がかかった状態で回送および揚重作業を行っております。
そのため一つの整備不良がより大きな交通事故、より大きな災害へと繋がる危険要因と成り得、それを未然に防ぐためにも、日常における機械メンテナンスが非常に重要な役割を担うこととなります。
その点について弊社では自社整備認証工場を備えており、日常点検から修理・車検に至るまでは勿論のこと、万一の急な機械の故障やトラブルにも迅速に現地へと駆けつけて対応に当たることが出来る万全のサポート体制を整えております。
また日常の機械メンテナンスを実施するオペレーターには、重大な故障に繋がるポイントや点検のノウハウ、機械構造や部品の役割などを指導し、万一の場合にはオペレーター自身も的確迅速な対応ができるように機械知識を高める講習会も定期的に実施しております。