2024年9月10日
「なにわクレーン塾」実機訓練を開催しました

一連の訓練の中での重要なポイントのうちの1つ、それはアウトリガの正確な設置です。

アウトリガとはクレーンのバランスを支えるための4本の柱状の装置であり、また車体の水平を保つためにそれぞれに油圧ジャッキが内蔵されています。

訓練においてはアウトリガを設置するうえでの非常に重要な以下の3つの項目を指導します。

『4本とも地面に対して接地圧がかかっていること』

『その接地圧が分散されていること』

『車体が水平に保たれていること』

アウトリガの操作は4本とも運転席から操作を行うことが可能ですが、弊社のルールにおいては運転席から向かって右側は運転席からの操作、向かって左側についてはクレーンから降車し、車体の左側面の操作盤を使用して操作を行います。

その理由は単純であり、右側は運転席から目視確認を行えますが、左側は死角となり、万がいち周囲に人がいた場合やアウトリガの上に物が置かれている場合にはそれらを挟み込んでしまう危険性があるからです。

『左側のアウトリガの操作は必ず降車して行う』というこの小さな日常の積み重ねが、不用意な事故を防止し、オペレーターにとってのさらなる安全意識の醸成に繋がります。

~なにわクレーン塾とは~

移動式クレーンの職業訓練を受けることによって無料で資格が取得できる制度であり、厚生労働省による建設労働者育成支援事業の一環です。

詳細については特設ページをご覧ください。
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